第５８回北海道行政書士会定時総会が平成２９年５月１９日（金）１０時より、ホテルライフォート札幌において開催されました。今年の総会は役員及び委員長等３４名、代議員７４名（うち委任状１名）が参加しました。

　午前１０時、宮元仁副会長の開会のことばにより定時総会が開催され、総会の冒頭に平成２８年度に亡くなられた１５名の会員の氏名が読み上げられ、物故者への黙とうが行われました。続いて、吉村学会長のあいさつ、来賓紹介に続いて北海道行政書士会会長表彰が行われ、受賞者を代表して日高支部　湯川剛会員が謝辞を述べました。

　また、根室支部　井上章二会員へ北海道行政書士会館取得の際の多大な貢献に対し感謝状が贈られました。

　その後、高橋はるみ北海道知事代理　北海道総合政策部地域主権・行政局　市町村課長　長尾法明様、日本行政書士会連合会会長　遠田和夫様、北海道行政書士会顧問・北海道議会議員　道下大樹様の３名の来賓から祝辞を頂きました。続いて祝電が披露され、会場の設営と暫しの休憩を挟んで議案審議に入りました。
　休憩後、議長・副議長の選出に移り、議長として札幌支部　所村武彦代議員が、また副議長として旭川支部　堂下和博代議員がそれぞれ選出されました。また、議事録署名人として日高支部　永崎広美代議員、釧路支部　加藤超代議員が選出されました。
　議長の議事進行により、吉村会長の一年間の事業運営に関する総括的な執行報告に続き、執行部から第１号議案の平成２８年度事業報告、第２号議案の平成２８年度一般会計支出予算の予備費の充当報告、第３号議案の平成２８年度決算報告の後、質疑応答が行われ可決・承認されました。
　昼食休憩を挟み、第４号議案に入り、吉村会長から平成２９年度の事業執行に当たっての基本方針の説明があり、執行部から第４号議案の平成２９年度事業計画、第５号議案の平成２９年度収支予算について説明の後、質疑応答が行われ可決・承認されました。

　今回の総会でも例年同様、議案に関する質疑応答がなされ、執行部と代議員による熱心な議論がなされました。事前に代議員から執行部へ提出されていた質問が２７件、要望が９件ありました。そのうちインターシップ及びメンター制度に関する質問２件・要望２件、ＡＤＲセンターに関する質問２件が寄せられました。また「空き家問題対策」、「行政書士用電子証明書Ｇ－ＩＤ」など業務企画部に対する質問・要望が多数あったことから、業務の拡大や新規分野への関心が高かったように見受けられました。
　続いて、第６号議案の役員の選任に移りましたが、会長立候補者は現副会長である宮元仁副会長のみであったため、会則施行規則第８３条により宮元仁会員が会長として選任されました。続いて各支部を代表する選考委員による副会長・理事・監事の選考が行われた後、選考委員長より、新執行部が発表されました。副会長には日高支部　菊地淳史会員、函館支部　小林八重子会員、札幌支部　大沼準会員、旭川支部　榎又政浩会員の４名が選任されました。当選した宮元仁会長に当選証書が授与され、会長就任あいさつの後、代議員から盛大な拍手が送られました。

　最後に、菊地淳史副会長の閉会のことばで、無事に第５８回北海道行政書士会定時総会が終了しました。