平成28年度入管業務研修の開催報告
研修委員 札幌支部 藤岡 利昭
平成29年3月10日(金)13:30から15:00まで北海道中小企業会館 会議室B・C・D(札幌市中央区北1条西7丁目プレスト1・7ビル 2階)において、平成28年度 入管業務研修が行われました。受講申込者47名中、出席者43名で欠席者4名でした。
研修テーマは『「入国・在留手続きについて」〜改正入管法及び最新の入管情報等〜』となっており、講師は札幌入国管理局 審査部門 統括審査官 古城 寿子 氏が務めました。
研修は法務省入国管理局作成の『「出入国管理」のしおり〜IMMIGRATION 2016〜』を主な資料として利用し行われました。また、平成28年11年28日に公布された技能実習法と改正入管法について説明して頂きました。
<受講者感想>
「平成28年度 入管業務研修」
札幌支部 越智 敦子
この度の研修では、「入管業務」について学ぶ機会をいただき、国際化時代における出入国管理行政の重要性を再認識することができました。私は、「届出済証明書」の交付を受け、すでに6年ほど経過していますが、知識の整理・再構築は不可欠です。
また、千歳空港での「バイオカート」導入、在留資格「介護」の創設、「技能実習法」の成立など、アンテナを広げていないと、情報を逃してしまう危惧があると痛感しました。
札幌でも外国人は珍しくない時代になっており、実際、道を聞かれることも多々ありますし、技能実習生を雇用している企業も目にします。中長期在留者の在留管理においては、在留資格の変更や期間の更新など、業務の需要は伸張するのではないでしょうか。申請取次行政書士として、迅速・適切な申請作成をすることで、外国人と入管をはじめとした関係機関の双方から信頼していただけるよう努力します。