旭川支部、札幌支部、小樽支部による三支部合同研修会が９月１１日（土）に小樽市の港湾センターで開かれました。

　当日はあいにくの雨模様にもかかわらず多数のご参加を頂き、研修会場の前面は小樽港、背面は小樽運河という絶好のロケーションでの開催となりました。

　この度の研修は「行政書士しくじり先生」と題して開催され、行政書士業務の中での失敗事例の他、苦労した事例やトラブルとなってしまった事例などについて、新しいコンセプトの研修会を行うという考えのもと、講師と回答者による対話質問形式の研修会となりました。

　失敗事例の中には、行政書士として勉強不足からくる初歩的な失敗もありましたが、自身に原因が無くても他からの「とばっちり」を受ける形でトラブル発展してしまった場合など、長く行政書士業務に携わっていても予期せず陥りがちなものがあり、その事例を回答者が説明した後、講師が回答者に対して質問をしたうえで解決策を研修会参加の方々と考え、模索しつつ導き出していく内容となりました。

　また、会場のあちらこちらでも参加者の方々がそれぞれの失敗、トラブルについて話し合われている様子が伺え、肯定・否定様々ではありますが活気のある研修会になったと思います。

　前述したとおり新しい研修内容への取り組みだったため、それぞれの事例に対しての時間調整が難しく、結果として事例を全て紹介することができなかったうえ、研修会の終了時間をオーバーしてしまうことになってしまい、今後の反省点を残すこととなりましたが、研修会参加の皆様と有意義な時間を過ごすことができました。