平成27年9月25日、帯広において日本行政書士連合会（以下日行連）と北海道地方協議会（単位会北海道会）との連絡会が行われた。地方協議会とは、日行連の組織では全国を北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、四国、九州の８つの地域ブロックに分けて協議会として組織化したもので、地方協議会ごとに連絡会を行っている。他の地方協議会は複数の都道府県単位会で構成されているが、北海道地方協議会は北海道会が単独で構成している。
　日行連からは、遠田和夫氏（日行連会長、佐賀会名誉会長）、矢野浩司氏（同副会長、愛媛会会長）、毛利史朗氏（事務局長）が出席し、本会から正副会長及び常任理事、代表監事等が出席した。
　会議では、日行連から平成27年度の事業計画のなかで重点課題の説明がなされ、本年から実施されている特定行政書士法定研修の研修内容についての課題、法改正要望事項の見直し、自動車保有関係手続のＯＳＳ対策、行政書士制度の在り方検討委員会の検討を踏まえ、制度調査室の設置検討などが報告された。
　本会からは、特定行政書士法定研修会場について北海道の事情を踏まえて道内複数個所での実施を要望したこと、また北海道の農地の現状説明や農振法に関する道内許可手続きの状況報告等を行った。なお、本会吉村会長は日行連副会長でもあり、日行連での職責についても話がなされた。