【ICT委員会からのお知らせ(2015.7.3)】
〜 Windows10の予約にご注意ください 〜
既にご存じの方もいらっしゃると思いますが、本年2015年7月29日にマイクロソフト社製のOS(オペレーティングシステム)の最新版であるWindows10のリリースが予定されております。同社は、従来の方針を転換して一部の同社製OSを既に使用しているユーザーに対して、インターネット経由で無償でアップグレードができる仕組みを今回初めて導入しております。最近パソコンを使用中に「Windows10への無償アップグレードを予約する」という案内が、意図せず出現する場面に遭遇した経験がおありの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
パソコン上の大きな環境の変化に伴う基本的な注意事項ですが、
「新らしいOSは皆様ご利用中の各種サービス、ソフトウエア、周辺機器等のサポート側の正式な動作確認等が終わってから、導入するようにしましょう。」
今回の場合、比較的簡易な方法でアップグレード予約ができるようになっており、それはそれで非常に便利で親切なしくみなのですが、うっかり予約をしてしまうと、7月29日にはお持ちのパソコンは「勝手に」Windows10になってしまいます。これにより従来のサービス等に利用に支障が生ずる可能性もありますので、大変危険です。
導入は、各サポートによるWindows10正式版の動作確認が完了するまで、お控えください。
なお、うっかりしてしまった予約のキャンセル方法に関しては、以下をご参照ください。
・無償アップグレードの予約の取り消し方法(Microsoft社のコミュニティページ)
e-Govをはじめとして、インターネット上のサービスの中には、Windows10に関するはっきりとした対応状況や、注意喚起がなされていないものが多数見受けられます。皆様におかれましては、意識して各種サービスの新着状況や動作環境などを念のためご確認いただくようお願いいたします。
なお、他士業すべての確認はしてませんが、全国社会保険労務士会連合会のホームページ(会員専用HPではありません)には電子申請情報の項目があり、すでに、注意喚起が行なわれています。
http://www.shakaihokenroumushi.jp/social/application/topics/2015/0624.html
(参考)セコムパスポートfor G-ID
http://www.secomtrust.net/service/ninsyo/forgid.html