第５５回北海道行政書士会定時総会が、平成２６年５月２３日（金）午前９時３０分から、登別市の登別グランドホテルにおいて開催されました。今回の総会は札幌以外の支部所在都市では一昨年の帯広、そして4年前の函館に続いての３度目の開催となりました。JR登別駅には開催の看板が掲示され、また北海道新聞地方版でも総会開催を知らせる記事が掲載されました。

　33名の役員、72名（うち委任状1名）の代議員の参加のもと開催された今年の総会ですが、議案の審議に先立ち、北海道行政書士会　宮元　仁副会長の開会のことば、 行政書士倫理綱領の読み上げ、物故者への黙とうが行われました。

　また、来賓の北海道知事　高橋はるみ様代理　北海道胆振総合振興局長　田邊隆久様、登別市長　小笠原春一様、日本行政書士会連合会会長　北山考次様代理　日本行政書士会連合会副会長　野崎清好様の3名の来賓から祝辞を頂きました。

　その後、議場より、議長として室蘭支部　堀博志代議員が、副議長として苫小牧支部　大井義信代議員が選出されました。また、議事録署名人として札幌支部・長島靖子代議員　日高支部・高松清廣代議員が選ばれました。

　議案審議の冒頭、吉村会長は一年間の事業運営に関する総括的な執行報告があり、続けて総務部・ 広報部・ 経理部・ 業務企画部・ 研修部、各部からの平成２５年度ならびに平成２６年度の事業活動に関する報告がなされました。

　また、幹事団を代表して、河上　隆幹事より平成２５年度の監査報告がなされました。正確に執行処理されており、関係諸帳簿により照合したところ適正に処理されている旨が報告されています。

　今回の総会でも例年同様、議案に関する質疑応答がなされ、執行部と代議員による活発な議論がなされました。なお、第1号〜第4号議案について、質問数29、要望数5でした。そのうち、第4号議案に関する質問が19あり、今後の本会の活動に対する代議員の関心の高さが伺えます。とりわけ、インターンシップ制度やメンター制度、行政書士広報月間中のテレビやラジオでの広報活動のみならず、通年を通して行政書士制度を認知してもらうための活動に関する要望等、業務の安定・定着や拡大についての積極的な意見も見られ、執行部だけではなく代議員の強い関心を伺える総会となりました。

こうして、第1号議案から第4号議案まで予定された議案は全て終了し可決・承認されました。以上、登別市で開催された北海道行政書士会第55回定時総会は無事終了いたしました。