１１月２９日（木）１３時半から札幌市教育文化会館において「第２回入管業務研修会」が開催されました。北海道内の会員６３名が参加し、吉村学会長からご挨拶をいただき、業務企画部と申請取次行政書士管理委員会の共催で行われました。
京都府行政書士会の山田啓子先生をお招きした今回の研修会は、豊富な業務経験の中から、具体的な案件を引用したフィリピン人の再婚案件についての講義のほか、京都市地域活性化総合特区の取り組みや相談会への専門員の派遣などのご紹介もいただきました。
　最後には、小林八重子副会長から研修会のまとめのご挨拶をいただき二時間の研修会は終了しました。

<<研修の様子>>

<<受講者の感想>>

講師の行政書士山田啓子先生は、国際業務関連では有名な姫田格先生と一緒にお仕事をされていることもあり、どのようなお話が伺えるのかとても楽しみにしていました。特に印象的だったのは、「まず一歩踏み出してみる。」「新規の依頼を受けるためには、既存業務を丁寧に行なって信頼を得ること。」というお話しでした。私が日々業務をする中できちんと丁寧に依頼者に向き合えているのかを考え直すいい機会にもなりました。
　また、京都府行政書士会が行なう「京都外国人の夫婦と親子に関する紛争解決センター 」や京都市の地域活性化総合特区（外国人シェフの日本料理修行）に関する情報も非常に貴重な内容で、一層気持ちが引き締まる思いがしました。

　現状、申請取次の扱いはありませんが、第1回に引き続き、第2回入管業務研修
会に参加させていだきました。
　改正法施行直前に申請取次事務研修会を受けていたので、改正内容はわかって
いたつもりですが、それが実務上どのような影響を与えるかを説明していただけ
て、おぼろげながらつながったように思います。
　また、フィリピン人の離婚は、今回初めて聴いた話でしたが、添付資料の「日
本行政　3月号」に掲載されていることであり、いかに有用な情報が目の前に
あっても簡単に素通りするものだと反省する次第です。
　申請取次行政書士管理委員会の皆様は、私のような扱いのないものから、ベテ
ランの先生までカバーする研修を企画するのは大変だと思いますが、今後も気付
きを与えてくれる研修を期待します。