平成25年11月15日、16日 札幌市教育文化会館に於いて後期の新入会員研修が開催されました。参加者は46名でした。
15日の初日は、北海道成年後見支援センターと行政書士会北海道ADRセンターの紹介、業務の簡単な説明の時間を設け、新しい分野への参入を促しました。
続いて事務所経営、グループ討議、相続・遺言の基礎、申請取次の基礎を学びました。
研修終了後、KKRホテル札幌に於きまして懇親会が開催され、役員、講師、新入会員等40名が参加し、名刺交換や情報交換に花が咲きました。
16日は、大切なコンプライアンス研修から、風俗営業許可、産業廃棄物許可、一般貨物、旅客運送事業許可、障害福祉サービス事業所指定申請と続き2日間の研修を終えた40名の方が修了証を授与されました。
この研修会で得た知識やネットワークをさらに伸ばし、今後の活躍をされますことを期待いたします。
<<新入会員研修の様子>>
<<受講者の感想>>
吉田 隆一
2日間でのべ10時間以上に渡る、とてもボリュームのある研修。3日前に認証式を終えた私にとっては行政書士の仕事を知る最初の機会でもありました。新人の義務研修とはいっても訓示的なものではなく、きわめて実践的な内容。
それぞれの業務の置かれた状況、 今後の進展といったこれからの進路を決めるための情報。そして、現場で生まれた問題、それにどう対応したのか。率直に語られる先生たちの話に身の引き締まる思いがしました。
確かにこの研修を受ければすぐに業務ができるというほどの詳しさはありませんが、今後自分が依頼を受け、問題に直面したときに解決するためのヒントを授かったような気がします。
これは同じ行政書士の道を歩き始めた新人に向けての先輩たちからの誠意ある贈り物だと感じました。今後は、早く自分の得意な分野を見つけて研鑽し事業を軌道に乗せるとともに、いつかは後輩に頼られるような先輩になれたらと思います。