第27回暴力追放総決起集会の報告 〜広報部 会報・HP委員会参加〜
平成25年10月10日、札幌で暴力の追放を訴える「暴力追放総決起集会」が行われました。
この集会は北海道暴力追放センターなどが主催したもので、企業や団体の代表ら約1,200人が中島公園に集まり、「暴力追放」を参加者一同で宣言しました。その後、北海道警察音楽隊・カラーガード隊の先導のもと「暴力追放」・「不当要求拒否」の小旗を掲げ、大通西4丁目噴水前まで街頭啓発パレードを行いました。
今年も北海道行政書士会はパレードに参加し(士業からの参加は行政書士会だけでした)秋晴れの中、北海道行政書士会のプラカードを掲げながら暴力追放を呼びかけ、駅前通りを歩く市民やビルの窓から眺めるビジネスマンの関心を集めていました。
北海道内の市町村では暴力団排除推進条例の制定の動きが進んでおり同条例は9月末現在、道内137市町村で制定されています。北海道での暴力団構成員の数は2860人、そのうち約4割が札幌にいると言われています。中でも山口組は全体の7割以上を占めており一極集中の状態が顕著になっています。
北海道で制定されている「暴力団の排除の推進に関する条例」の基本理念には「暴力団を恐れないこと」「暴力団に資金を提供しないこと」「暴力団を利用しないこと」を基本としています。道が講ずべき措置の中には「北海道の公共事業から暴力団関係者を排除するために必要な措置を講じます」とありますが、今後益々、公共事業に関わる建設業者への監視の目が厳しくなっていくと予想されます。
近年は大きな事件は起こっていませんが、依然予断を許さない状況の中、地域・職域から暴力団を排除するためにも「暴力団を恐れない・利用しない・金を出さない」を推進していかなければなりません。
<<集会の様子>>
<<行進の様子>>