平成２５年１月２５日（金）午後１時よりホテル札幌ガーデンパレスにて「環境配慮の街づくり」と題する３部からなる新春業務セミナーが開催されました。メイン講師には昨年同様、札幌学院大学 河西邦人教授をお迎えすることができました。
　第１部では、河西教授が「商店街を核とした街づくり」というタイトルでお話してくださいました。河西教授は行政書士制度と商店街との関わりを重視され、活気のある商店街のためにわたしたち行政書士がどのように関わることができるのかという点について多くの興味深いお話しをしてくださいました。
　第２部は、札幌市環境局環境都市推進部環境共生推進担当課EMS推進担当係長 齋藤晶夫氏による「札幌市の省エネ事例」というお話を聴くことができました。なかでも、冷暖房費等のかかった経費を原油換算して数値に置き換えて記録をとっていく方法で大きく節約できたという事例は大変意義深く考えさせられるものでした。それと同時に、数値に置き換えて記録するということは「節電」ということ以外にもあらゆる場面で応用できる話であり、聴いていた会員もいろいろな気づきがあったようです。
　そして第３部では、本会の横内寿治業務部長も加わり、札幌市発寒北商店街の土屋日出男理事長と千歳市仲の橋通商店街の鈴木英範理事長、河西教授、齊藤係長によるパネルディスカッションが行われました。商店街の活性化に向けての実際の取り組み事例が紹介され、「行政」「行政書士」「商店街」という３者による新しい街づくりというビジョンが示されました。
　新春業務セミナーののち、午後３時３０分より同ホテル２階「白鳥」に場所を移し、新年賀詞交歓会が開催されました。平成１８年より実施されている新年賀詞交歓会は年を追うごとに各界関係者にも恒例行事として定着しつつあり、本会にとっても一大イベントと言えます。
　今年は特に政権交代ということもあり、非常に多くの北海道選出の国会議員、道議会議員がお見えになりました。それに加え、札幌市議会議員、北海道や関係市町村、関係各団体の方々にもお集まりいただき盛大に催されました。今年はとりわけ、本会の会員２名を含め議員ご本人が大勢ご参集くださり、本会がどれほど注目されているかということをあらためて知らされました。
　参加した皆さんは時間を忘れて名刺交換や談笑を楽しみ、盛会のうちに終了いたしました。

（左から）
道議会議員　松山丈史氏（本会会員）
衆議院議員　高橋美穂氏（本会会員）
北海道行政書士会　加藤会長
衆議院議員　高木宏寿氏（本会会員）