七士業による「くらしのよろず無料相談会」について

十勝支部　田　中　長　親

　「有り難うございます。」と感謝の言葉を残して会場を去る相談者、これは、１１月６日午前１０時〜午後４時まで、帯広市内の「とかちプラザ」で開催された「くらしのよろず無料相談会」（実行委員会主催）の様子である。
　同相談会は、行政書士、弁護士、土地家屋調査士、司法書士、社会保険労務士、税理士、ファイナンシャル・プランナーの七士業が一堂に会し相談業務を行ったものです。
　相談者の利便性を考慮し、同会場に足を運んで頂ければ日常生活全般に渡って相談が受けられると云うものが最大の特徴です。
　特に、今年度は、その特徴を生かそうと七士業で構成されている実行委員会で、「複数分野にまたがる相談は、各分野の専門家が協力してアドバイスすること。」と決め、各士業ブースのほか合同ブースを設けて開催しました。
　来訪した相談者の中には、「自宅の地盤沈下」の問題を質問するなど複数に渡る相談を受け、七士業ならではの対応が出来たと思います。
　相談件数は、合計４４件で、うち行政書士相談件数は４件ではありましたが、「子供同士の仲が悪い。どのような相続がいいのか」との相談があり、担当した行政書士より親切丁寧な教示を受け、「気持がスッキリしました。」と安堵の表情をしていた相談者が印象に残っております。
　我々行政書士は、業務としての仕事は勿論でありますが、相談者に対して安心感や希望を持ってもらえるような社会貢献としての役割も大きく、その努力が信頼感を生み業務に反映されるものと思います。
　今後も市民の皆様から期待される行政書士を目指し相談業務に当りたい。

<<各士業ブースと受付の様子>>

<<行政書士ブースの様子>>

                                                                   　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　以上