北海道行政書士会は例年社会貢献活動に取り組んでおりますが、昨年度に引き続き、今年度も夕張市の確定申告時期の書類整理等事務の支援を行っています。今年度はさらに、行政書士の本来業務である建設業者の指名参加申請に関する事務支援も行うことになり、行政手続に関する専門家である行政書士として、社会貢献活動の幅が広がったものと思われます。
指名参加申請の提出書類の内容チェック業務を行う山口会員と伊賀会員。
羽柴夕張市副市長と懇談する本会加藤会長と吉村企画開発部長。
北海道新聞社記者から取材を受ける加藤会長。
支援業務を行う会員を激励する加藤会長。
・支援業務日程
(1)確定申告
2月16日〜3月16日の土日を除く毎日。
延43人(毎日2人以上)の行政書士が提出書類の整理等を行います。
(2)指名参加申請
2月9日〜3月6日の月曜日又は金曜日。
延8人の行政書士が、提出書類の有無と内容のチェックを行います。
今回の支援業務には空知支部と札幌支部の会員を中心として、9名の応募があり、7名の会員に来ていただきました。参加した会員は、職員不足に悩む夕張市の支援のため、熱心に書類整理等の支援業務にあたっておりました。
支援業務に参加した一人の、札幌支部山口伸行会員からは、「昨年に引き続き2年目の参加になります。事務所業務も忙しい中、参加するのは大変ですが、地元の皆さんのお役にたてることは大変うれしく思います。外部から見ているとマンパワーの不足はもちろんのこと、業務内容の改善も必要なのではないかと思う点もあります。来年以降は、関係士業とも協力のうえ、夕張市民の皆様に更にお役にたてるような支援が必要なのではないかと感じています」との感想をいただきました。